今回初めてのカタール航空、羽田→ドーハ間が１１時間、ドーハ→ヴェネチア間が ６時間、乗継を含めて２０時間近い長時間飛行です。
今回はエコノミー席なので腰痛が心配、座席間隔が若干広いのが幸いしたのか何とか 我慢ができました。

しかしヴェネチアに着いた時はヘトヘト、ホテルの溺れそうに深い浴槽に浸かって 人心地がつきました。

夕食はおごって、サラダとパスタとカラマリ、４人で乾杯をしました。

ぐっすり眠れた翌朝は、ホテルの庭で北京から来た中国人御夫婦に太極拳を教えてもらいました。

いよいよヴェネチア奥に停泊しているイタリア船「ＭＳＣリリカ」６万トンに乗船。

まずはビュッフェでお昼ごはん。

今回の船室はちょっとおごってベランダ、バス付の部屋にしました。
何とか４人で酒盛りができる広さです。

家内の友人２人は、３室離れた同じ構造の部屋です。

出航する前のエクササイズでダンス。

いよいよヴェネチアの素晴らしい街並みを眺めながら出航です。

久しぶりのヴェネチア、高い船の甲板から見る光景は素晴らしいです！

観光客で込み合うサン・マルコ広場やドゥカーレ宮殿の景色を楽しみながら船はゆっくり進みます。
出航光景を楽しんだのちは夕食、明日に備えて早めの就寝。

イタリア半島靴の後ろ側に当たるバーリに上陸、バスでアルベロベッロに向かいます。

映画スターウオーズに出て来るような石を積み上げた不思議な建物が並ぶ素朴な街を 想像していたのですが、完全な観光地ですね。

日本人女性が経営するお土産屋で買い物をして写真を撮った後、添乗員おすすめのジェラートで一休み。

お土産街を後に帰船、夕食後はダンスを楽しみました。

外国人も日本人同様、最初に踊り始めるのはなかなか勇気がいるようです。

家内の友人が持参した着物を借りてダンスをしてみました、やはり踊り難いですね。

今回のクルーズでは、ダンスフロアーに格好良い男性と女性がいて、見物 　している人を誘って踊ってくれます。

今回のクルーズでは終日航海は今日のみ、まずはスイートに含まれるエステマッサージ をしてもらいました。

終日航海でのんびりできる為プールやプールサイドは大混雑。

大人用プールは深さ２m、同行二人の女性は怖がってなかなか泳ぎません。

ジャグジーは２つしかないためいつも満員、無理やり入って記念写真を撮りました。

夕食はフォーマルデイ、女性陣はドレスアップ、私は相も変わらず一張羅のタキシード。
今回のカタール航空は荷物制限３０Kgなので衣装揃えが楽だったようで、同行のＴさんは 和服を３着も持参しました。

夕食時、バースデイに折り紙をプレゼントしたご婦人からお礼のキスを頂きました。 （詳細はブログをご覧ください。）

エーゲ海２大観光島の一つミコノス島に上陸。

島は完全な観光地、真っ白な街並みと風車が売り物のようです。

風車の周りを観光した後は風車が見える海岸べりのレストランで昼食。

昼食の後はお土産屋をめぐってお買い物。
乗りの良い店員がいるお土産屋で、一緒にダンスを踊って値切りに成功。

夕日を眺めるまでミコノス島に残るのは面倒なので船に帰還して夕食。

比較的早く船に帰ったのでプールでひと泳ぎ。

夕食後、有名なミコノス島の夕日は船尾から観賞しました。
その後は和服でプールサイドのラインダンス。
（右図をクリックすると踊り出します。）

クレタ島入港の朝、朝食に行くと乗船時に色々話をしたカルロスに出会いました。
そこでＴボーンステーキとロブスターの予約をしてクレタ島イラクリオンに上陸、 バスでクノッソス宮殿遺跡に。

トロイ遺跡と同じように、石積みばかりで宮殿跡という感じはしませんね。

現地案内人の名前はアドリアーネ、クノッソス宮殿の迷路ラビリンスにいた 怪物ミノタウロスをテーセウスが退治するのを助けた王女の名前です。
面白がったのは私一人のようで…

クノッソス宮殿を発掘したアーサーエバンスが、遺跡を過度に修復し過ぎた為 世界遺産には認定されていないとのことです。

アドリアーネと記念写真を撮った後クレタ島の市街に戻りハニア市場へ。
クレタ島名産のナツメヤシを１．５Kg(家内)とピスタチオを１ｋｇ(私)も購入。

ついでに女性陣３人はアクセサリーを纏めて値切り、戦利品を担いで船に戻りました。

帰船後、一寸情けないロビーの階段のところで記念撮影。

帰ってみるとＨさんの部屋にシャンパンとチョコ掛けイチゴが一皿届いていました。
どうやら昨日の夕食時にソースを垂らしてしまったお詫びのようです。

今日は午後の到着なので、この時間を利用して同行のＴさんが船のレストランの片隅でお茶会 を開きました。
茶器やお茶菓子も持参し、和服を着てのお点前です。
通りかかる外国人を捕まえてお茶会（Japnese Tea Celemony) の宣伝。
抹茶の味を解かってくれるかな？

午後にはコルフ島上陸、バスでオーストリアのシシィ王女の別荘アヒリヨン宮殿に向かいます。
シシィ王女は叙事詩「オデッセイア」に出て来る「アキレス」が好きだったようで、 宮殿の庭にはアキレス像が２体もあります。

シシィ王女の素晴らしい鏡を覗いた後は、トロイ戦争の大きな絵画へ。

アキレスがトロイの王子ヘクトールとの果し合いに勝利し、ヘクトールの輝ける兜を高く 掲げ、遺体を戦車で引きずっている場面が描かれています。
壮大な叙事詩「オデッセイア」や映画「トロイ」、「トロイのヘレン」を思い出します。

今日は２度目のフォーマルデイです。
折り紙で仲良くなった女の子と記念撮影。

劇場では去年のリドに引き続き、フレンチカンカンを楽しみました。

アドリア海の真珠と言われるドブロブニクに上陸、城壁に囲まれた市内観光に出発。

市内観光は１３年前と変わらずということなのでツアーとは別れて城壁巡りに出発。

相変わらず素晴らしい眺め、途中の休憩所で休んで暑さを回避。

港には潜水艦が２隻、ケーブルカーが直っているのが１３年前との大きな違いでしょ うか。

昔と同じ場所で写真を撮りました。
背景は変わりませんが、前景の２人は老けましたね。

楽しかったクルーズも最終日、最後尾の甲板から航跡を見送り、部屋のベランダから ヴェネチアの街並みを眺めて最後の朝食。

ヴェネチアの町は小雨で少々煙っていますが、私は晴れ男なので大丈夫でしょう。
左図をクリックすると全景が見えます。

下船のため集合していると、例のカルロスが仕事の途中なのにわざわざお別れを言い に来てくれました。
記念に日本語名をプレゼント。（運んでいたコーヒーは冷めてしまったかな？）

見事雨もやんで、懐かしい「ため息橋」を眺めてからサンマルコ広場に集合、 ここで同行２人とは別行動。

観光客で溢れかえる「リアルト橋」を越えて市場街へ。

美味しそうな魚はあきらめざるを得ませんね。

代わりに大ぶりのサクランボとナツメヤシをゲット、かじりながら買い物、珍しい大麻草を編んだ帽子を購入。

ゴンドラが行きかう運河の光景を最後にヴェネチアとはお別れ。

昼食はイカ墨のスパゲティとシーフードフライ。

にぎやかなヴェネチアを後に空港へ、帰りのドーハ空港では６時間の待ち時間。
空港には体を休めるクワイエットルームなるものがあるのですが、寝椅子のカーブが 体に合わず、かえって腰が痛くなりました。
長時間のフライトと乗継、何とか４人無事帰国できました。

カルロスに勧められたＴボーンステーキ、骨までしゃぶるほど美味しかったので２度注文しました。

ロブスターは大味でガッカリ。

ミコノス島のレストランで食べたムール貝と船のレストランのムール貝。

レストランからの景色もプラスして勝負あったですね。

船でのお菓子、シャンパンサービスに付いていたチョコ掛けイチゴ、チョコがもう少し甘いと良いのですが。

午後のビュッフェに出てくる砂糖菓子、シンプルですが美味しく、少々お土産に持ち帰りました。

次はどこに行きましょうか？

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