<ハワイ4島クルーズ>


9日間


(1日目)成田からハワイ、ホノルルへ

2008年1月「ハワイ4島クルーズ9日間」というパックツアーに行ってきました。

成田からハワイ、ホノルルまでは久しぶりの日本航空直行便で6.5時間です。
今までの旅行と比べるとかなり時間が短いので気が楽です。

幸い、4人席に2人で楽々ですが、食事が2回出ますので寝るにはチョット短いし、起きているには長く、中途半端ですね。
さすがにJALの食事はアエロフロートよりはましでした。

(2日目)ホノルル観光ークルーズ船に乗船

ホノルル観光は経験者が多いからでしょうか、ワイキキ海岸やアラモアナショッピングセンターなどの有名所には寄らず、日立製作所のCMに出てくる 「あの木何の木」「ヌアヌパリ展望台」を見物しただけでした。
家内はハワイが初めてでしたので、話しに聞いていたハワイとは違っていたのでちょっと面食らっていたようです。

私は20年ほど前に「防衛技術研修会」の途中、1泊で立ち寄りワイキキで泳いだだけ。
また、「戦艦アリゾナ」に立ち寄った時、米国のお年寄りから「あなた方はここへ来てどう感じているのか?」と詰め寄られて「あなたが広島に 来たときと同じ感じです。」と答えたのを思い出しました。

「ホノルル観光」(?)を午前中に終えるとホノルル港に向かい、いよいよクルーズ船「プラウド・オブ・アメリカ」(8万1千トン)に乗船です。

船から見るホノルル港は晴れ渡って素晴らしい景色です。

乗船するとまず避難訓練があり、救命胴衣を着て集合場所に集まります。

訓練が終わって荷物を片付け、甲板に出ますと既にデッキチェアーで寝転んだり、プールで泳いだりジャグジーで旅の疲れを取る人とそれぞれです。


(3日目)ハワイ島ヒロへー上陸できず

2日目の夕方ホノルルを出航して、夜のうちにハワイ島ヒロに向かったのですが海が荒れており目を覚ますと船酔いで気持ちが悪く、これでキラウエア火山 観光が出来るか不安になりました。
フラフラしながら観光集合場所に集まると、なんと波が荒く接岸できないため今日は一日中船上で過ごすことになりましたとの事。

期待していた火山観光は出来なくなりましたが船酔いで自信がなくなっていた所でホッとしてベッドに飛び込みました。
酔い止めの薬を飲んで休むと少し気分が良くなり、水着に着替えてジャグジーに漬かるとやっと元気を回復しました。

船は波の荒いヒロ沖を離れ、上陸できなかった代わりにを見に行きましょうとマウイ島沖へ向かいました。
近づくにつれあちこちに鯨が塩を吹いたり尻尾を上げて泳ぐ姿が見えます。


船の中の夕食は2つのメインレストランでフルコースです、食前酒はやはりブルーハワイが似合います。
しかし、2つのレストランのメニューは同じで、今まで行ったプリンセスラインよりはチョット劣る様です。

食後は船内のシアターでショーを楽しむのですが、これは食事以上に劣っています。
毎日4島に上陸して一日中航海することが無いのでエンタテイメントに力を入れていないのでしょうか。
ソシアルダンスを期待していたのですが、代わりにディスコダンスを楽しみました。

(3日目)マウイ島カフルイ港へ入港

ハワイ島ではキラウエア火山を見損なったので、マウイ島の世界最大の休火山ハイアカレを期待してバスで出発しました。
途中、トイレ休憩でいやに長く留まっています。
さて、出発となりましたら「昨日山の上にが降りまして、凍結のためバスが走れません。
ハイアカレ国立公園は今日は閉園となりました。代わりにラハイナ市街観光にいきましょう。」

「えーっ、南の島のハワイでも雪が降るの!」確かに山の上は真っ白に雪を被っています。

仕方無しにラハイナの町でサトウキビ列車に乗ったり買い物三昧です。


(4日目)マウイ島カフルイ港で連泊

昨日行かれなかったハイアカレ、今日こそはと思ったのですが、まだ凍結しており閉園です。

代わりに「水族館」「熱帯雨林とイアオ渓谷」に出かけました。
山の下では雪が雨になったせいでしょうか、細い滝があちこちに見えたのがめっけものでした。


船室のご紹介:前2回のクルーズではバルコニー付きの船室を使ったのですが、今回は毎日上陸するので寝るだけということで 一番安い船室を頼みました。
窓無しの船室を覚悟していたのですが、大きな窓が付いた船室で開放感があり満足でした。(窓の外には普段はテンダーボートが固定されています。)

船内レセプションラウンジご紹介:真っ白い階段と2機の透明エレベーター、船内とは思えない開放感があります。 しかし、これ等も前2回のクルーズのほうが豪華でした。



クルーズ中の食事のご紹介:船内には大きなメインダイニングが2箇所とイタリアンやフレンチ、日本食の専用レストランが4箇所、大きなビュッフェ が1箇所、カフェ形式の簡単な食事が出来るところが3箇所ほどあります。
専門レストランの一部を除いてすべて無料で食べ放題です。

前にも出てきましたメインダイニングの食事は可も無く不可も無しといったところ、イタリアンは×、フレンチはかなり良かったのですが有料なのが残念。
イタリアンで懲りて他の専用レストランには行きませんでしたが、好きなものを好きなだけ食べられるところが気に入ってビュッフェに通いました。
毎日違ったメニューで、前菜からメイン、サイドやデザートまで1週間では全種を食べきれないほど種類があります。
なんと言ってもここはアメリカ、ハンバーガーやピザなどのジャンクフードが旨いんです!

上段左の画像がフレンチ、右がハンバーガー、下段左がハンバーガー作り、右がロースとビーフです。


(5日目)ハワイ島コナに上陸

今日はツアー一行が行く日本語ツアーから離れて「アトランティス潜水艦観光」に出かけました。
日本人は我々2人だけでしたのでサービスが良く、日本語ガイドイヤホンと1$で売っていた潜水艦ガイドブックを無料でくれました。

右の画像をクリックすると潜水艦が進みます


潜水艦観光が終わって「コナの町」を散策しました。
ジャンクフードを馬鹿にしていた家内がすっかり気に入って「ジャンボハンバーガー」で昼食です。
素晴らしい景色を前にして船のバーガーより更に美味しく感じられました。

船に帰るとサーっとスコールが通り過ぎ、素晴らしい虹が見えました。


(6日目)カウアイ島ナウィリウィリ上陸

今日もツアー一行から離れて「カヤックと秘境の滝観光ツアー」に出かけました。
初体験で不安だったのですが、添乗員に聞いたところ「飛沫で濡れても良い格好で参加されれば良いですよ。」との事。

参加者は11名(日本人は我々2人だけ)、ツアコンの可愛い女の子を入れて7艘のカヤックで出発です。
ちょっとしたパドルの使い方講習の後、「さあ、川に入ってください!」
「えっ、岸から乗るんじゃないの?」運動靴のままズブズブと川に入り、お尻からカヤックに乗り込みます。

さて、夫婦2人で漕ぎ出しますと息が合わず、まっすぐ進めず右に左にヨタヨタ進みます。
これが意外と疲れるんですね、中々お目当ての秘境の滝は見えてこず、また漕いで帰れるのかと不安になってきました。
やっと40分ほど進んだジャングルの岸で上陸です。


上陸すると、道が殆ど分からないジャングルです。
道はどろどろ、川をザブザブ渡ったり、押し寄せる蚊に刺されながらのジャングル探検です。
カヤックにチョット乗って、川岸の滝を見に行く簡単なツアーだと思っていたのに!
これはカヤックじゃなくてジャングル探検が主じゃないの?


途中池になったところに綱がぶら下がっており、これにぶら下がって池に飛び込めとのこと。
一行の中の若いお兄ちゃんが飛び込みましたが、私はポーズだけでご遠慮しました。
アメちゃんはさすがに勇気がありますね。


40〜50分ほど歩いたところでやっと「秘境の滝」に到達しました。
2段になった可愛い滝ですが、道も無く川の中に入り岩をよじ登っての見物です。
帰りはまた30分ほどのジャングル歩き、途中野生のグアバの実を食べながら、野生のノニの実を撮ったりと 余裕が出てきました。
川に戻るとモーターボートが待っていました。「良かったーっ!漕がないで帰れるーっ!」

初めてのカヤックとジャングル探検、素晴らしい体験で火山を見られなかった不満も吹っ飛んでしまいました。


(7日目)カウアイ島連泊

カウアイ島最後の観光は「ワイルア川クルーズとシダの洞窟観光」です。
昨日のカヤックの経験で、観光船でのクルーズはなんだか物足りなく感じられます。

シダの洞窟についてみると観光写真で見ていたものとはかなり違ってシダの量も少なくなっています。
上流のサトウキビ畑が無くなったので水が少なくなったためとの事。

船に帰ると今日のビュッフェには巻き寿司が出ています。
海外に行った時は極力日本食は食べないようにしているのですが、さすがに我慢できなく、お米と海苔とわさびに醤油にガリで、胃がスー と落ち着くのが分かります。



午後カウアイ島を出航すると船の左舷にナ・パリコーストの絶景が見えます。
まさに映画ジュラッシックパークの島の風景ですね!

左の画像をクリックすると「ナパリコースト全景」が見えます。


(8日目)オアフ島ホノルル上陸ー 帰国

楽しかったハワイ4島クルーズも終わり、オープンエアーのホノルル空港から帰途につきました。
成田に着いてみると東京は久しぶりの大雪です。
今回はについていた旅行でしたね!


次はどこに行きましょうか?

もしこの旅行記をご覧になった方がいらっしゃいましたら是非ご感想をお寄せ下さい。


 


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