さて、「回り灯篭」の資料を探したのですが全く見つかりません。

資料探しを諦めかかっていた頃「岡村屋」の傍の模型店が閉店になるとの事で、昔懐かしい「鉱石ラジオキット」 や雑誌「模型とラジオ」を買いに通っていました。

色々買い漁った所で、店の奥の天井に「回り灯篭」と思しき木組みがボロボロになってぶら下がっているのに気付きました。
木の棒は変色しており、３〜４本が欠如しているようです。
中身の回転部分は全くありませんが、再生に重要な木組方法、大きさ、縦横比が分かります。
早速、模型屋店主にお願いして譲っていただきました。

内部の回転筒の部分はかなり強く記憶がありますので何とかなりそうです、この古い木組みを利用して「回り灯篭」の再現を試みることにしました。